トレーダー用語集
価格、契約、リスク、戦略検証など、注文を理解するための用語を学べます。各項目に具体例を掲載しています。
チャート分析OHLCとローソク足
ローソク足は、ある時間内の最初、最高、最低、最後の価格をまとめたものです。未確定の足はデータが届くたびに変化します。
O=100、H=105、L=98、C=103は、その時間内の四本値を表しますが、値動きの正確な順序は分かりません。
チャート分析インジケーターの遅行性
過去の観測値を処理することで生じる遅れです。多くの場合、ノイズを平滑化する代償として発生します。
通常、長期の移動平均は短期の移動平均より、急な価格上昇への反応が遅くなります。
チャート分析サポートとレジスタンス
過去に下落や上昇が止まった価格帯。突破されることがあり、反転を保証しません。
100付近で繰り返し反発すればサポートを示唆しますが、下抜けで無効になる可能性があります。
注文と契約ストップロス
損失を抑えることを目的とした決済条件です。発動価格と約定価格は別の概念であり、ストップは損失上限を保証しません。
95のストップでも、窓開けや急変動時には95を下回る価格で約定する場合があります。
注文と契約ストップ指値注文
ストップ条件で指値注文を発動します。指値は価格を制限しますが、約定は保証されません。
売りストップ95、指値94:90まで窓を開けて下落すると未約定の可能性があります。
価格と市場スプレッド
同じ時点の売気配と買気配の差です。明示的な手数料とは別の取引コストです。
売気配101、買気配100なら、スプレッドは1、買気配に対して1%です。
価格と市場スリッページ
予想価格と実際の約定価格の差です。結果に有利にも不利にも働くことがあります。
100での買いを想定していたのに100.20で約定した場合、1単位当たり0.20の不利なスリッページです。
チャート分析ダイバージェンス
対応する点で測定した価格の高値・安値の構造と、インジケーターの高値・安値の構造が一致しないことです。
価格が高値を更新する一方でオシレーターの高値が切り下がると、ダイバージェンスです。ただし、価格がいつ反転するか、そもそも反転するかは分かりません。
注文と契約テイクプロフィット
目標とする損益に関連付けた決済条件です。発動の基準と、発動後に使われる注文を確認してください。
買いポジションの目標設定では、約定条件に従い、より高い価格でポジションを決済できます。
チャート分析テクニカル指標
価格、出来高、関連データを加工し、そのデータの特定の性質を強調する系列に変換したものです。
移動平均は価格を平滑化し、オシレーターは価格の変化を加工します。どちらも未来を観測しているわけではありません。
チャート分析トレンド
選択した期間の価格構造の方向。時間足ごとに異なり、反転する場合があります。
高値と安値の切り上げは、その時間足の上昇トレンドを示唆します。
リスクと損益ドローダウン
資産価値が過去のピークから下落した幅です。最大ドローダウンは、測定期間内で最大の下落幅です。
資産価値が1,000から800へ下がると、ドローダウンは20%です。800から1,000に戻るには25%の上昇が必要です。
戦略検証バックテスト
約定とコストの仮定を明示し、明確な売買ルールを過去データ上でシミュレーションすることです。
シグナルの執行時点をバーの終値から次のバーの始値に変えるだけで、シミュレーション結果が大きく変わる場合があります。
チャート分析ブレイクアウトとダマシ
サポートやレジスタンスを超える動き。元のレンジに戻ればダマシの可能性があります。
価格がレジスタンス100を超えて98に戻る:ダマシの可能性があります。
注文と契約ペイアウト率
方向性の契約が成功した場合に提示される収益率です。利益と、投資額を含む総払戻額を区別してください。
率が利益80%を意味する場合、投資額100の契約が成功すると利益は80、総払戻額は180です。商品の表示基準を確認してください。
リスクと損益ポジションサイズ
取引数量。単純な線形ポジションの予定損失は数量とストップまでの距離で決まり、費用や価格の窓がリスクを増やします。
リスク予算20、エントリー100、ストップ95:20/(100−95) = 費用控除前で4単位。
価格と市場ボラティリティ
指定期間内の価格変化の大きさ、またはばらつきです。ボラティリティの高さは方向を決めません。
2つの市場がどちらも変わらずに引けても、一方は日中にはるかに広い値幅を動いていることがあります。
価格と市場マーク価格と指数価格
指数は参照市場の価格を統合し、マーク価格は計算された評価価格です。清算での使用は商品ルールによります。
最終取引100、マーク99:清算の判定は100ではなく99を使う場合があります。
注文と契約メイカーとテイカー
メイカーは待機注文で流動性を提供し、テイカーは消費します。即時約定する指値注文もテイカーになり得ます。
99で待機する買い注文は流動性を追加し、提示売値での購入は消費します。
リスクと損益リスクリワード比率
予定損失と見込利益の比率。成功確率を示すものではありません。
エントリー100、ストップ95、目標110:リスク5、利益10、費用控除前の比率1:2。
チャート分析リペイントと確定
未確定のバーが形成される過程や、後続のバーによって転換点が確認される過程で、表示済みのインジケーター値やマーカーが変わることがあります。
過去のバーを中心とするフラクタルは、必要な右側のバーが現れて初めて判明します。
リスクと損益レバレッジ
ポジションのエクスポージャーと、それを支える資金の比率です。値動きがその資金に及ぼす影響を、利益・損失の両方向に拡大します。
100の資金で1,000のエクスポージャーを持つ場合は10倍です。エクスポージャーの1%の変動は、コスト控除前で10に相当します。
注文と契約ロングとショート
ロングは値上がり、ショートは値下がりで利益を得ます。どちらも損失が生じる可能性があります。
100から110への上昇で、ロングは費用控除前に1単位あたり10の利益。
戦略検証過剰適合
特定の過去データに合わせすぎてルールを選び、見かけ上の優位性が新しいデータで再現されない可能性がある状態です。
1つの期間で数百通りのパラメーターから最良の組み合わせを選んだ場合、別の未使用の期間で評価する必要があります。
リスクと損益強制決済
商品ルールに従い、アカウントまたはポジションが証拠金要件を満たさなくなった場合に、強制的にポジションを縮小または決済することです。
発動の判定には、チャートに表示される直近の約定価格とは異なる基準価格を使う場合があります。
価格と市場呼値の単位
提示価格や注文価格で許可される最小の刻み幅です。最小注文金額とは異なります。
刻み幅が0.05なら、100.10は有効な価格ですが、100.12は無効です。
チャート分析参照期間
インジケーターが使用する過去データの範囲です。平滑化によっては、名目上の期間より古い観測値の影響が残ることがあります。
SMA(20)は20本のバーの平均です。EMA(20)は再帰計算により、それ以前のバーの情報も引き継ぎます。
注文と契約指値注文
指定価格以下で買う、または指定価格以上で売る指図です。約定は保証されません。
買い指値100に対し、売り手が101を提示している間は、注文が未約定のまま残る場合があります。
リスクと損益資金調達料
無期限契約に伴う定期的な費用または資金移転です。料率、正負、間隔、計算対象額を併せて確認する必要があります。
仮に料率が0.01%で対象額が1,000なら、1回の期間当たり0.10です。支払う側か受け取る側かはルールによって決まります。
チャート分析時間足
チャートの1本のバーが表す時間の長さです。インジケーターの期間は通常、暦日ではなくバーの本数で数えます。
20本のバーを使う指標は、1時間足なら約20時間、日足なら20取引セッションを対象にします。
戦略検証取引の期待値
確率で加重した平均結果で、費用も含みます。過去の推定値は将来の収益を保証しません。
40%で利益30、60%で損失10、費用2:0.4×30−0.6×10−2 = 1取引あたり4。
価格と市場取引ペア:基軸資産と決済表示資産
基軸資産の価格をもう一方の資産の単位で表示します。契約の決済通貨は別の場合があります。
BTC/USDTが100,000なら、1 BTCの提示価格は100,000 USDTです。
注文と契約取引手数料
約定した取引への料金。料率と計算対象を確認し、開始と終了の両方に手数料がかかる場合があります。
仮に1,000に0.1%なら、約定ごとの手数料は1。その他の費用は含みません。
戦略検証勝率
利益の出た決済済み取引の割合。損益ゼロの扱いを統一し、勝率だけで収益性は測れません。
10回中6回の利益は60%。大きな損失があれば合計はマイナスにもなります。
リスクと損益証拠金
レバレッジを使うポジションを建て、維持するために必要な担保です。当初証拠金と維持証拠金は目的が異なります。
ポジションを建てるのに十分な担保があっても、不利な値動きの後に十分な担保が残るとは限りません。
注文と契約成行注文
利用可能な価格で約定させる指図です。固定価格より約定を優先します。利用できるかどうかは商品によって異なります。
約定前に最良売気配が変わると、クリック時に見えていた価格と約定価格が異なる場合があります。
戦略検証先読みバイアス
判断時点ではまだ利用できなかった情報を、その判断に使用してしまうシミュレーション上の誤りです。
同じバーの最終的な高値や終値を使って、そのバーの始値で取引すると、未来の情報を使うことになります。
リスクと損益損益(PnL)
ポジションの利益または損失です。未実現損益は未決済のエクスポージャーを評価し、実現損益は決済済みのエクスポージャーを反映します。純損益には適用されるコストを含めます。
100で2単位を買い、105で売ると、コスト控除前の損益は10です。
リスクと損益損益分岐勝率
一定の勝敗モデルにおいて、期待利益がゼロになる成功率です。コストや投資額の不均一さによって変わります。
勝ちの利益が80、負けの損失が100なら、コスト控除前の損益分岐勝率は100/(100+80)、約55.56%です。
価格と市場買気配と売気配
買気配(Bid)は買い手が提示する価格、売気配(Ask)は売り手が提示する価格です。いずれも最終約定価格とは異なります。
買気配99、売気配101の場合、提示スプレッドは2です。最終価格として表示される100は、別の観測値です。
価格と市場売買出来高
一定期間・一定のデータソースで取引された数量です。基軸資産の出来高、決済通貨建ての出来高、ティック数は異なる指標です。
価格100で2単位を取引した場合、基軸資産の出来高は2単位、決済通貨建ての出来高は200単位です。
価格と市場板情報
価格別に並べた未約定の買い注文と売り注文。表示された注文は変更や取消が可能です。
100で2単位、99で1単位の買い注文に3単位を売ると299になります。
リスクと損益分離マージンとクロスマージン
分離は担保を個別ポジションに割り当て、クロスは対象担保を共有します。損失が他のポジションを危険にさらす場合があります。
クロスマージンでは、Aの損失がBを支える担保を減らすことがあります。
注文と契約方向性オプション
満期時の価格条件によって結果が決まる契約です。Dexoptで説明する方向性商品は、権利行使権を持つ通常のオプションとは異なります。
上昇条件の場合、取引前に開始時の基準価格、精算の基準価格、同値の場合の取扱いを把握する必要があります。
注文と契約満期
期限のある契約が終了し、精算ルールに従って結果が決まる時点です。
5分足のバーと5分間の契約の満期は、開始時刻が異なる場合があります。
注文と契約無期限先物
固定の満期がないデリバティブのポジションです。証拠金、強制決済ルール、資金調達の仕組みは引き続き適用されます。
満期がないからといって、十分な担保なしでポジションを保有し続けられるわけではありません。
価格と市場流動性
約定価格を大きく動かさずに、ある数量を取引できる度合いです。出来高だけでは、利用可能な板の厚さは分かりません。
小さな注文は最良価格で約定しても、大きな注文は複数の価格水準を消費する場合があります。